至仏山 2018.9.24
初秋の至仏山へやってきた。
8:20、鳩待峠出発。
歩き出すと紅葉途上のモミジがあった。
葉の先が赤いが、根元は青葉。
半分、青い。
本格的な紅葉はまだ先のなのであろう。
やはり紅葉には早いようだ。
さらに進むと青葉だらけの森となった。
断然、青い。
緩い傾斜の木道を進んだ。
秋風がつめたく、なにか羽織りたいところだ。
というのはウソである。
結構温かい日和で、汗をカキカキ進んだ。
半分、あるいた。
9:40、頂上への中間地点の小田代ケ原到着。
笠ケ岳から続く稜線に出た。
ここにも木道が敷かれている。
至仏山は花の名山なので、植生保護のために敷かれているのであろう。
とても歩きやすい。
しかし左右の木道を占拠しているパーティがいた。
楡野鈴女ならぬ「二列で進め」である。
そんな登山者は、萩尾律ならぬ激しく律っさねばならん。
「半分で、あるいて!」
そう注意して進んだ。
(ウソ。寝太郎はそんな注意はセンキチ。)
小至仏山が近づいてきた。
標高2,000mを越え、気温が低いのだろうか。
ツツジ類が結構紅葉していた。
十分、赤い
ちょっと天気が悪いが、思いのほか進んでいる紅葉を楽しみながら進んだ。
10:10、小至仏山到着。
天気も好転していきた。
まだ雲が多いが、青空も顔を覗かせている。
半分、青い!
10:49、頂上到着。
さわやかな初秋の山登り。
良い汗をかいたせいか、しょっぱいオニギリが美味しかった。
塩分、うまい!
頂上からは、草紅葉の尾瀬ケ原が美しく見えた。
なので、そちらへ下った。
しかし登ってくる人から、「この道は登り一方通行だよ」と注意された。
そんなことはあるまい。
そう思ったが、来る人来る人同じことを言う。
登山道が一方通行で進入禁止なんて聞いたことがない。
まさかと思ったが、注意に従い頂上へ戻った。
するとまさかの注意書きがあった。
尾瀬の目と鼻の先まで来ていながら、そこへ行けないなんて!
あまりのショックで無言のUターン…
………
………
………
13:04、鳩待峠到着。
後半の下山、無言の記事となった。
かなりいい加減である。
しかし、今回のテーマは「半分、青い」
尾瀬に周回できなくて、心が沈んだブルーさを、半分無言の記事にすることで表現したのである。
なので、これにて了!
(ウソ。書くのが面倒だっただけです。すみません。)
この記事へのコメント
最初 記事を読みながら「あら、寝太郎さんは小至仏山の方から登っているが~」と思っていました。
この山は蛇紋岩の岩なので、雨の時などは滑りやすくて危険なので登りに使い、至仏山からの周回コースになっているんですよね。周回できなくて残念でした。
2回 登りましたよ。1回は燧ケ岳~至仏山と歩きました。10月の半ばに行った時は紅葉がきれいでした。
至仏山を2度も登られている上、一方通行についてもご存じとは!
「植生保護のため下り禁止」の意味が分からなかったのですが、滑りやすくて危険だからなのですね。毎度のことながら博識ぶりに驚きです。
自身の無知ぶりも驚きに値するんですけども…。
後半の点点点点を想像してみましたが、寝太郎さんはすっ飛ぶように下山されたに違いないので、点点点点は、っ、っ、っ、っに聞こえました。
あー、意味分からんですね。
すみません。
すっ、するどい!
下りは最後に雨が降って来たので、はっ、っ、っ!
と駆け下ったのです。
なお、ピストンコースでしたので、この記事では至仏山の半分しか紹介できてません。本当なら尾瀬ヶ原も周回できるバラエティに富んだ山であります。