羅臼岳 2018.6.11



知床へやってきた。

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休暇を利用し、北海道を旅したが、もう離れる日が近い。

~旅の終わり~

~最果ての地~

~夕暮れ~

~独り~

・・・・・・・・・

旅情が表面張力一杯に満ち満ちるシチュエーションである。

能天気な寝太郎の胸すらも、旅情に満ち溢れた。

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あまりの旅情に、思わず一首詠んでしまった。

 北海の しじまの磯の 知床に
 われ泣きぬれて 蟹とたわむる
  byねたを

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陽が沈み、心も沈んだ寝太郎。

今宵の宿にチェックインした。

その名は「民宿たんぽぽ」

タオルも歯ブラシも置いてない安宿であった。

「離れ」というか、掘立小屋チックな温泉に独りはいった。

「はぁ~、侘しい…」

知床のお湯と旅情に、しみじみと浸った。



そして、晩ごはん。

アメニティは快適と言い難い「民宿たんぽぽ」

しかし夕食はかなり豪華であった。

あまりの寂しさに一緒に戯れたはずのカニまで、炙って食ってしまった。

そしてポンポコと舌鼓を乱れ打った。

カニ、激ウマ!

北海道ビールも美味い!

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そして翌朝。

いよいよ旅の最終日だ。

ちょっと晩ご飯で盛り上がったが、やはりもの悲しい気分である。

旅情をしみじみと感じつつ、最後の羅臼岳に向った。

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知床で旅情に浸る寝太郎。

知床旅情の歌詞を思い出してみた。

確か、「ハマナスの花期に、飲んで騒いで山に登り、国後の白夜を眺めた」というような内容だったはずだ。

昨日、ビールとカニに舌鼓を打ち(=飲んで騒いで)、今日は羅臼岳登山(=丘に登る)。

なんだか、歌詞のまんまである。

そして結果的には、この後も知床旅情の歌詞に似通った展開となったのであった。

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8:06、岩尾別登山口出発。




知床の岬に~

エゾフウロ(?)の咲く頃~

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小清水原生花園ではハマナスが咲き初めてました。




思い出しておくれ~

オーストレリアンのことを~

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すれ違った豪州の旅人ペア。




飲んで騒いで~

頂上に登れば~

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さすがに呑みません
弁当にお茶で一服。




はるか国後が~

白雲に煙る~

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国後の爺々岳が雲海上に浮いてました。




11:24、頂上到着。

旅情をひしひしと感じていたいが、夕方には北海道を離れる寝太郎。

あまり長居はできない。

11:49、下山。

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銀マットを尻に敷き滑り降りました。




13:48、岩尾別登山口に戻った。

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知床旅情は最終的に、知床を訪れた旅がらすが現地の女性と涙の別れをする、という内容であった。

寝太郎には、そんな出会いも別れもない。

そんな出会いを求めるなら、遊覧船にでも乗った方が良いのである。

しかし、羅臼岳に登ったことに後悔はない。

高速登り降りであったが、とても良い山だった。

遊覧船よりずっと楽しめたと思う。

そんな気分で知床を去った寝太郎であった。


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