出羽三山 2018.1.12~14



休みが取れたので、雪を求め山形県へやって来た。

「山スキー馬鹿になるぜ!」

そんな意気込みだった訳だ。

しかし、結局のところ山スキーはしなかった。

登ったのは羽黒山(出羽三山)だけ…

ゆる~いバカンスとなってしまった。

今回はそんな記事である。

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マッサージチェアでバカンスを楽しむバカです↑




1月12日。

最強寒波の到来で、荒天が予想された吾妻山。

しかし朝目覚めると、吾妻山は好天であった。

「おぉ神よ…! 私の仕事ぶりを見ててくれたのですね!」

貴重な休暇に好天を与えたもうた神に感謝を捧げ、山支度に取りかかった。

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本当に神が我が仕事ブリを見てたら、
絶対に死極のブリザードですけどね




9:19、天元台スキー場到着。

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最上部のリフトがまだ動いてなかったので、そこだけゲレンデ歩き。

荒天と思いきや、絶好の好天。

思わぬ展開に、寝太郎は鼻息も荒くゲレンデを登った。

しかし、さすが最強寒波。

呼吸するたび鼻毛が凍る気温だった。

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鼻毛が凍る気温。それはきっと―10度以下。




10:36、ゲレンデトップ到着。

リフト運航の準備をしているおじさんがいた。

「歩いで来たのぉ? すまんがっだね。」

やさしいおじさんは、まだ運航していないことを詫びてくれた。

「山さ登るのぉ?気ぃづげでね!」

やさしいおじさんは、そう気遣ってくれた。

「行ってきまーす!」

元気よく挨拶して、寝太郎は出発した。

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元気よく出発。

しかしである。

登り出したはずの寝太郎。

なぜかどんどん沈んで行くのであった。

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(ストック)二本沈没。




あっという間に腰まで沈んだ寝太郎。

スキーを雪上に出せなくなった。

これはマズい。

しっかり左足に重心を置き、右足を上げてみた。

すると右足は上がらず、左足が沈んだ。

おかしい。

作用反作用の法則に反した物理現象が今ここで具現化しているぞ。

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どなたかNatureかScienceに発表して下さい




「ニュートン力学は絶対の真理!」

足の力に加え、そんな信念も込めて左足を上げた。

すると今度は右足が沈む。

さらに逆もまた然り。

3回の動作で肩まで埋もれ、全く身動きができなくなった。

3歩進んで死の影を踏んでない?

これは物理学の常識を超えた異次元のフカフカ雪である。

戦いを挑んだら死あるのみだ。

撤退です…

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もはや雪面が頭上に…




最強寒波を舐めていた。

撤退を決めて180度方向転換するだけでも一苦労。

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10:56、ゲレンデトップに生還した。

この一連の行動は何だったのか?

雪の中に潜って足掻いて30分。

そこはゲレンデのすぐ脇っちょ。

喜劇である。

しかし、寝太郎的には死の影がちらつくほど厳しい山行であった。

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バカのバカンス1日目が終了。

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1月13日。

この日も最強寒波の到来で、荒天が予想された。

しかし、蔵王山はこれ以上ない好天であった。

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これは絶好の山スキー日和!

まずはゴンドラ終点脇の地蔵山を登ろう。

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昨日の雪の底なし沼とは大違い。

楽勝で登頂!

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最高峰の熊野岳も目と鼻の先。

こんな好天なら楽勝だ。

さぁ、行くぞ!

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気分は東北楽天イーグルス!




しかし、寝太郎はあらぬ方向へイーグルス。

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JEUX INTERDITS(邦題”禁じられた遊び”)だったらマズいので、ここで蔵王記事は終わり。

突然、その日の晩ごはんの登場である。

山形市の「たけまるの傳々」という居酒屋で山形三昧セットを食べた。
(写真+シメの蕎麦で1690円。ごっつぁんでした。)

お酒は出羽桜の「雪漫々」。

初日の異次元の雪を思わせる名前だったが、美味しく飲めた。

というか飲み過ぎた。

寝太郎の脳ミソは四次元的な浮遊状態に旅立った。

またしてもバカのバカンスとなった。

2日目終了~。

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1月13日。

趣味は山登りの寝太郎。

このままではマズい。

まともに山に登っていないではないか。

しかし、この日は曇天。

こんな天候でも登れそうな羽黒山(414m)へ行くことにした。

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10:26、随心門出発。

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登山道というより、参道である気がしてきた。

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参道である気がする。

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10:33、五重塔通過




ご神木のオーラが出まくってる杉並木。

これは間違いなく参道である。

登山道ではない。

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11:22、頂上というか神社に到着。

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これでは観光である。

でも、登山ということにしたい。

厳しい寒さを味わうべく、身を切るほどの冷水で手を清めた。

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と、試練を与えてみたが、所詮観光地。

頂上のお社は暖房完備なのであった。

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登山気分になるため、本殿へ向かってラッセルしてみた。

しかし、3歩で腰まで埋まり撤退。

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12:18、下山。

いや下山じゃなくて、観光完了である。

道中、スニーカーの人もいた。

そこに完全雪山装備で挑んでしまった寝太郎。

かなり恥ずかしかった。

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こんな休暇であった。

登山と言えるか疑問である。

しかし、1日目に使った体力。

2日目に味わった眺望と滑り。

そして3日目の頂上到達。

3つ合わせると1つの山を登ったくらいの体験と言える気がする。

そういう訳でまとめて出羽三山としてみた。

これでは散々な記事なのだが、これにて終わるのである。


この記事へのコメント

ポンちゃん
2018年01月15日 19:39
こんばんは、寝太郎さん
オモロ!でした。
お笑いではスベルは禁物ですが、一日目二日目滑っちゃたんじゃないの~♫?!
多分こんなオチかなと思っていたらまさにビンゴ!おじさん大喜びの記事どした。
ホテルの豪華さに、寝太郎セレブを感じ、新婚旅行?と怪しんで~、二日目の山形三昧セットによだれしたポンでございました。
2018年01月15日 21:32
ポンちゃん、こんばんは。
もしかしてだけど、もしかしてだけど、白雪の魅力に溺れちゃったんじゃないの~。そんな感じの山形ツアーでした。
というのはウソで、雪には物理的に溺れてしまっただけです。
今回は、豪華ホテル(但し1泊1名…)と、山形三昧の玉こん&芋煮の味力が一番の良い思い出でした。
良し悪しを問わなければ、やはり雪に埋もれた経験が一番記憶に残りました。マスクの通気孔に粉雪が詰まって息が止まり、ヤマガッタです。いやヤバかったです。
風来坊
2018年01月16日 02:59
おはようございます、寝太郎さん。
板を履いても沈むなんて・・・。これぞ豪雪ってところでしょうか・・・。
撤退しかないと思います。
でも、吾妻山、蔵王、羽黒山と山形満喫の三連休、これぞセレブって感じです。
次回からプラチナ寝太郎と名乗って下さいませ(笑)
2018年01月16日 21:58
風来坊さま、こんばんは。
豪雪と戯れる富豪でございますと申したいところですが、2つウソがあります。
雪の深さが戯れるというレベルではなかったことが1つです。そして富豪と名乗っているのが1つです。高速代をケチり、行き帰りともすべて下道でしたので、富豪の旅とは言いづらい移動手段でした。しかし、総じていえば今回は豪華な旅でしたし、雪にもまみれたのでシルバー寝太郎を名乗ろうかと思います。
けいこたん
2018年01月17日 15:36
寝太郎さん、こんにちは。
あのですねー、想像力をフルに回転させてもですねー、雪の深さが半端なく、想像を超えています。
いや、想像しなくてもちゃんと写真と説明があるのですが、それを見て読んでも、あまりにこちらとは違い過ぎて、そこで寝太郎さんが息してる気がしないんです。
いやいや、鼻毛を凍らせて息してたのですね。
感想は、素晴らしい体験ができてよかったですね~ではなくて、ご無事で何より!でした。
でもまた、こちらでは未知なる世界を見せてください!少々無理しても。(#^.^#)
期待は募るばかり。

2018年01月18日 00:54
けいこたん、こんばんは。
足を踏み入れた瞬間に、こりゃダメだと思った経験は初めてでした。無理をすることすら無理でした。
これだけ雪が降れば、降った直後はダメでも、春先には絶好のコンディションが期待できると思います。私もそんな期待を募らせております。

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