大崩山 2015.7.25



猛暑である。

あーちーちー あーちー

と、シャウトしたくなるほど暑い。

燃えてるんだろうか?

と、疑問に思うほど暑い。

暑い。

そこで、沢の涼風を求め、大崩山へやってきた。

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8:13、祝子川登山口出発。

レッツ ゴー ひろみ

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まずは、祝子川に平行する道だ。

しかし、その道は川から100mほど離れた樹林帯の中を通っている。

沢の涼風は届かなかった。

早くも汗が出てきた。



8:37、大崩山荘通過。

今日は涼しい沢を歩きに来た。

しかし、沢歩きは下山のお楽しみなのだ。

まずは坊主尾根で大崩山に登る計画である。

なので、一旦靴を脱いで祝子川を渡渉した。

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さーみーみー さーみー

濡れた足先で~

キミを人魚に~ 人魚にしたい~


膝がガクガク震える冷たさだった。

ディズニー的には人魚姫じゃなくてバンビだ。

生まれたてのヤツね。



坊主尾根を登った。

なかなかの急登である。

一旦渡渉で冷えた体が、すぐに「あちち あち」になった。

暑い。

「燃えてるんだろうか?」と、疑問に思うほど暑い。

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ずんずん登ると、第一ハシゴが出現した。

とにかく暑いので、早く沢を歩きたい。

素早くハシゴを登った。

燃えている中、ハシゴを登る寝太郎。

なんだか消防士のようである。



第三ハシゴが出現。

天国への階段のように、虚空に伸びている。

消防士気分の寝太郎。

素早く登り、頂点で出初式の舞を披露した。

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(当然、太字部分は真っ赤なウソ



9:57、坊主岩到着。

朝、山を覆っていた雲がなくなった。

あーちーちー あーちー!

直射日光が寝太郎をイジメるんです。

お坊さん助けて下さい。

坊主岩に祈りを捧げた。

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しかし、祈るほどに晴れ上がって行く。

なにゆえ?

さてはお前、

テルテル坊主だな!



小積ダキを間近に臨む岩の上で一休みした。

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これ、大積ですよね?




さらに登ると、片側が切れ落ちた岩場が現れた。

このおかげで、ちょっと肝が冷えた。

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小積ダキとの分岐を過ぎると、木蔭の緩やかな道になった。

12:11、大崩山到着。

さぁ、涼しい沢に向かおう。

写真を撮って、すぐに下山開始した。

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まずは中瀬松谷を下る。

その先、三里河原を通り、下山の計画だ。

しかし、中瀬松谷への降り口が良く分からない。

1,541mピークから直接谷へ入った。

そしてガレた斜面を下った。

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15分程下ると、沢っぽくなってきた。

木々と苔の緑に包まれた。

風がせせらぎを渡る。

涼しい。

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気持ちよく歩いていたら大転倒した。

岩の苔が丸ごとハゲ、滑って転んだ。

手を付く暇もなかった。

あやうく後頭部をぶつけるところだった。

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肝まで冷えた。

もう十分涼しいので、肝冷やしは結構である。

帽子の後頭部にタオルを巻き付け、メット代わりにした。

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さらに40分ほど下ると、沢の相貌が変化した。

一枚岩を包みこむ、なめらかな流れとなった。

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なめらかな流れが、甌穴で一度たゆたい、またなめらかに流れ行く。

レガートとスタッカートが交互に配置されたカデンツァのようだ。

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14:00、権七小屋谷との合流地点到着。

水量が増し、渓相が力強さを帯びてきた。

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矢印が中瀬松谷。右からの流込みが権七小屋沢。




14:10、岩が平らかに広がる座敷のような場所へ出た。

お弁当を食べることにした。

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気分は貴船の川床である。

流れに足をひたしつつ、お弁当に舌鼓を打った。

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ひんやりした岩で横になっていたい。

誘惑にかられた。

しかし、結構遅い時間である。

休憩を早々に切り上げ、下流へ向かって歩き始めた。

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ブラーヴォ!

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14:38、金山沢出合通過。

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ブラヴィッシモ!!

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素晴しいのは渓相だけではなかった。

突然、白い蝶の群れに囲まれた。

寝太郎の足音に驚いた地上の蝶が、一斉に舞いあがったのだ。

白い蝶の乱舞。

初体験の光景であった。

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よく見たら蛾でした。(なお、写真は脚色あり!)




15:27、モチダ沢出合通過。

すいぶん遅い時間になった。

しかし、ここからは緩やかな三里河原だ。

一安心だ。

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透明ながら青い。

透明だからこそ青い。

澄んだ水と光が生んだ青さに、涼を感じつつ歩いた。

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清き川に清き水が流れる。

そんな心持ちでありたい。

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そんなことを考えながら歩いた。

17:23、登山口に戻ってきた。

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やはりこの季節、沢沿いの道はとても気持ち良かった。

記事もいつものボケた内容とは一味違う。

なぜか。



沢の道の美しさのせいだけではない。

頂上手前の岩場の注意書きにこうあったからだ。

「ふざけるのはやめましょう。」

「無事に帰れるかは、『登山』へのあなたの心掛け次第です。」

そこからおフザケをやめてたのである。

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次回の山行でも、その心掛けは保たれているであろうか。

大崩れしてしまっている予感がする…


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この記事へのコメント

ポンちゃん
2015年07月29日 20:14
こんばんは
大崩山、寝太郎さんのお気に入りリストに入ったようですね?
大崩登山では、坊主尾根は下山で使わないときついですよ!と民宿おばちゃんから聞いておりましたが、寝太郎さんの体力ならノープロブレムでしたね。三里河原の渓は素晴らしいですね。
2015年07月29日 21:50
ポンちゃん様、こんばんは。
ご指摘の通り、大崩山はお気に入りリストの山です。早くも「次は瀬戸口谷!」とムラムラしてます。
また、この山の謎めいた魅力にも心惹かれています。何度行ってもコースを外れてしまうという不思議。んー、ミステリアス!
(アホなだけですかね…)
けいこたん
2015年07月30日 22:17
寝太郎さん、こんばんは!
水が多い!
水が綺麗!
渓流が美しいです!
平らな岩を流れるたっぷりの水。
珍しい景色ですね。写真が何枚もあって素晴らしく、流れが凄いんだろうと思いました。
カデンツァは寝太郎さんに相応しい!!
2015年07月30日 23:46
けいこたん様、こんばんは。
今回は渓谷美を満喫しました。
特に中瀬松谷からモチダ谷の間は良かったです。
もしあそこに川床料理屋があったら、10万払ってもいいです。
でも10万ウォン、それも北朝鮮ウォンですが…
寝太郎に相応しいのはケチンボ!ですかね。
2015年08月04日 20:05
こんばんは
清流の苔は注意しなければなりませんが、何事もなく良かったですね。
(写真とコメント・・・ここを滑り落ちたのでない事を願うばかりです。)
冷え冷えのナメ床歩き、猛暑の今年は羨ましい♪~
悠遊山歩
2015年08月04日 23:40
こんばんは。
この暑い中、坊主尾根で山頂までとは。。。
考えただけでも気絶しそうです
三里河原は好いですね~♪
五百枝のように清らかな美しい水とナメ床!
※ウソですスミマセン
その流れにドボンしたい衝動に駆られます
特にモチダ谷出会いから上は美味し過ぎます
そしていつかは、この三里河原でソロテン泊する事が夢であります^^
何度でも訪れたくなる所ですね♪
2015年08月05日 22:53
リッキー様、こんばんは。
こけるの語源は「苔る」であると確信した寝太郎です。
苔のヌメりはかなり警戒していたのですが、苔がハゲることは想定外でした。
なお、結局ナメ床でコケたのは、写真の箇所のみでした。(下山間近の普通の山道で、3度ほどコケましたが…)
2015年08月05日 23:01
五百枝さま、こんばんは。
涼しい三里河原も良いですが、おそらく紅葉の三里河原がモストビューティフルだと思われます。(五百枝さまの美貌には敵わないですが
テン泊にも丁度良い気候でしょうし、その頃夢をかなえては如何でしょう。

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