笹ケ峰 2014.1.4



正月休みは、四国の山めぐりだ。

すでに2日連続で山めぐりしてて、疲れがたまっている。

だから、やさしい山がいい。

「ささがみね」

なんだか優しい名前の山じゃないか。

そんな気分で、笹ヶ峰にやってきた。
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四国にこんな雪道があるとは。



登山口到着。

道標には笹ヶ峰まで3時間とあった。

距離のわりに、タイムが短いコースである。

のびやかな笹原が広がる稜線なんだろう。

今日は、のんびり歩こう。

9:07、旧寒風山トンネルの登山口出発。
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本当は、3日連続で山登りするつもりはなかった。

正月休みのうち、何日かは悪天になると思っていたのだ。

しかし、案に反してずっと晴れている。

天気が良ければ、山に足が向いてしまう。

空に太陽がある限り 頂を目指すのだ。
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ヤマ~とボクは、ヤマ~とボクは

二人で一人~

愛してる~ 愛してる

空に 太陽が ある限り~

スター寝太郎となり、トレースを辿った。



9:58、桑瀬峠到着。

疲れはあったが、トレースのおかげで、ここまで順調に進んだ。

「つかみはOK」 だ。

スターのはずが、ダチョウ倶楽部になってしまった。

まぁ、ここは土佐だから、竜ちゃん気分で歩くのもいいだろう。

のんびり笹ヶ峰に向かおう。
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えぇーーー?

のんびりウォークじゃないの?

笹原じゃないよ!

岩山だよ!

「聞いてないよぉ~!」
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「殺す気か~!」
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11:19、寒風山到着。

空に太陽がある限り、山へ向かう寝太郎。

だが、太陽は隠れ笹ヶ峰への稜線も見えない状態だ。

ここまでは笹ヶ峰の名に反し、ハードな稜線だった。

ここから「くるりんぱっ!」 とたおやかな道になるのかな?
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「くるりんぱっ!」 と道の状況は変わった。

たおやかな道になったのではない。

トレースが無くなったのだ。

腿や腰までのラッセルだ。

「聞いてないよー!!!!!」
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さらに激ヤセ尾根まで現れた

笹原のたおやかな稜線じゃないことは分かりました。

しかし、こんなにヤバイ道だとは…

雪の下の岩の状態も、よく分からない。

踏み外したら、谷底へドボンである。
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「押すなよ! 絶対に押すなよ!

周りに芸人はいないので、人に押される心配はない。

しかし、風神様の気まぐれで、体をあおられてはたまらない。

熱湯風呂よりヤバイ断崖が、両側に切れ落ちるヤセ尾根を慎重に進んだ。



ラッセルとルート探しに苦労しながら進んだ。

12:52、小ピークから笹ヶ峰への視界が開けた。

寒風山の道標には「笹ヶ峰まで1時間」と書かれていた。

もう、1時間半はラッセルしている。

でも、笹ヶ峰はまだ遠い。

詐欺である。

「訴えてやるっ!」
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もう、スタートから4時間歩いたが、まだ笹ヶ峰は遠い。

蓄積した疲労と、ラッセルでとても疲れた。

一息ついて、振り返ってみた。

どこが、のびやかな笹原だっ

名前にだまされた。

「訴えてやる!」

そう思ったが、「のびやか」と想像したのは寝太郎自身である。

訴えは取り下げざるを得ない。
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メチャクチャ疲れた。

時間的に、もう引き返さないとヤバイ。

しかし、撤退する踏ん切りがつかない…
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(オレ) 俺は絶対行かないぞ!
(肥後) お前行かないの? じゃあ俺が行くよ!
(寺門) いやここは俺が行くよ!
(オレ) …じゃあ俺が行くよ…


(全員) どうぞどうぞ!

行きたい俺と、帰りたい俺が、争いと譲り合いを繰り広げている。

登りたい。でもヤバイ。どうしよう…

とりあえず、14:00まで前進を続けることにした。



13:55、「ストッピング!!!」

笹ヶ峰手前の小ピークまで来たが、もう時間切れだ。

ここから、笹ヶ峰の名に相応しい、のびやかな笹原が続いていた。

なので、かなり悔しい

ムッシュムラムラな気分である。

しかし突っ込んだら、間違いなく闇夜の下山である。

自分を殺す気か?

気持ちを切替え引き返そう。

「くるりんぱっ!」 と転進した。
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飯も食わず、休みも取らず頑張った。

ちょっと休んで、何か食いたい。

ヤケドするほどアツアツのおでん なんか最高だ

しかし、そんなものはない。

そして、寒風山への登り返しを考えると、食ってる時間もない。

寒風山まで休みはお預けだ。
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行きは、「お笑いウルトラクイズ」の落とし穴のような、深雪もあった。

しかし、帰りは大丈夫だ。
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寒風山の登り返しもつらいが、ラッセルよりはましだ。

とにかく、寒風山まで戻れば、あとは下るだけになる。

そう思って、行きの足跡を黙々と辿った。
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そして、ようやく寒風山が近づいてきた。

森本レオ(by肥後リーダー)の「ようこそ、寒風山へ」というやさしいナレーションが聞こえた気がした。



寒風山に戻った。

休みたかったが、時計は15:55を指していた。

語呂合わせすると、行こう!GO!GO! である。

時計の表示にも後押しされ、休まず歩き続けた。
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誰かが雪にイタズラ書きしていた。

腹が減った寝太郎にはアンパンマンに見えた。

「ボクを食べて、元気になりなよ!」ってことかな?
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しかし、この白いアンパンを食べても、

「このアンパンは甘からず、辛からず…

かといって美味からず…」

「まずいんじゃね~かよっ!」


って、ダチョウ倶楽部のギャグになることが明らかだ。



16:44、桑瀬峠到着。

これで、何とか下山の目途がついた。

「食わせ」峠という名前も、食欲を刺激した。

そこでドーナツを食べた。

あわせてヘッドランプの点灯確認もした。

これで、もう大丈夫だろう。

「ヤー!」

ダチョウ倶楽部のオープニングギャグが最後に出てきた。
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桑瀬峠からは電光石火の下り道だった。

超ロングシリセードコースがあったのだ。

この規模の山としては最長の部類に入るだろう。

メチャクチャ楽しかった。

「ヤーーーー!」
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17:09、車に戻った。

正月休みも、これで終わりだ。

「くるりんぱっ!」 と気持ちを切替え、家へ帰ろう。

それにしても、四国の山は想像以上に雪深く、よい山ばかりだった。

楽しい正月だった。

その気持ちを、ダチョウ倶楽部のギャグに込めて、記事を締めよう。

今の気分は、

ハッピー ニュー イ ヤー! そして、

「みんな仲良く、脇アイ!アイ!」



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この記事へのコメント

2014年01月14日 22:35
ネタプリオとかハイネとか何故かそんなギャグに惹かれます。それは兎も角、四国の山がこんなに雪が多く白くなるとは知りませんでした。驚きです。
2014年01月14日 23:46
ひとり山歩き倶楽部様。こんばんは。
四国の山には、私も驚きました。スキーができる積もり具合でした。ネタプリオもハイネも滑りたくなる山でした。(スベらないようにしたいと思います。)
美濃のヤブ山のラッセルは大変だと思いますが、達成感も大きいでしょうね。頑張ってください。
2014年01月16日 19:59
こんばんは
その目的地に行きたい気持ちは強くても、勇気ある撤退で、今回もご無事にライトなしで戻れましたね・・・お疲れ様でした。
四国の山の雪深さには驚かされますが、雪の下の岩の状態を知った上でないと、その先の一歩を踏み出せないほどの細尾根ですね。
2014年01月16日 21:57
リッキー様。こんばんは。
今回は勇気ある撤退ではなく、根性なき撤退でした。
この山の雪深さは強烈でした。胸まで潜る場所もあり、疲れきってしまいました。
リッキー様の地元では、よくある状況かと思いますので、ご指導よろしくお願い致します。

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