至仏山 2019.4.29



改元に伴う10連休。

さようなら平成、こんにちわ令和と、世の中は盛り上がっている。

しかし、本日4月29日は昭和の日なのである。

昭和を偲ばねばならない日だ。

なので昭和にちなんだ山に登りたい。

そこで、「昭和」ICに近い、至仏山にやって来た。

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一番近いのは沼田ICです。




昭和の日は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」べき日である。

そんな思いをしっかり胸に抱き、至仏山に登ろうと思う。

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戸倉温泉からシャトルバスで入山




7:11、鳩待峠出発。

昭和は書経の以下の一節に由来する元号である。

「百姓明、協萬邦」

国民の平和と万国の協調を願っているわけだ。

平和の象徴であるハトの名を冠する峠からの出発。

昭和の日に相応しい山行となる予感がした。

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大勢の登山者に踏み固められたトレースを進んだ。

皆、昭和を顧みつつ歩いていることであろう。

そう思って進むと、ソリをザックに吊るした登山者がいた。

むむむっ!?

ひょっとして、「平成ジャーンプッ!」などとはしゃいで、ソリ遊びに興じるつもりかな?

いや、話し声からすると、彼は我が同胞である。

日本国民として昭和を顧みつつ一日を過ごすはずである。

昭和の日にちなんだソリなのだろう。

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昭和シェル石油のロゴを模したソリなのだろう




さらに進むと、白い山肌が美しい至仏山が姿を現した。

ちなみに寝太郎は、この白銀の斜面をスキーで滑り降りる計画である。

もちろん「ヨーロ令和~!」なんてハシャギ声は、決してあげない。

昭和を顧みつつ、滑り降りる所存である。、

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さらに進むと長い列を成す登山者がいた。

リーダーの指同し、粛々と平静に歩みを進めている。

令和の到来を祝し、平成最後の登山を楽しんでいるのかな?

いやいや、彼らは我が同胞、かつ、昭和世代のようである。

おそらく、長~い隊列で昭和を表現しているに違いない。

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昭和(64年)は歴代元号で最長!




8:41、オヤマ沢田代通過。

昭和は、特に初期は、激動の時代であった。

しかし、本日の至仏山はこの上なく穏やかだ。

照る陽が和やかな、照和の日なのだった。

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稜線に出たけどほぼ平静無風




寒さに~ 負けた~ 

いいえ~ 強風に~ 負けた~


照和の日であったが、昨晩は寒さと強風だったのだろう。

昭和枯れすすき的な、寒々しい木もあった。

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「さくらと一郎」ならぬ「昨夜は結露~」




9:25、至仏山到着。

笑い声と話し声に満ちた、賑やかな頂上であった。

笑話の日である。

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昭和バブルのピークのように賑やかなシブツのピーク




お昼ごはんを食べたあと、スキーの準備。

10:00、滑走開始。

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滑り出しは雪も軽く、快適であった。

ヨーロ令和~!

と、危うく言いそうになった。

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いかん、いかん。

昭和を偲ばねばならぬ。

春が来れば~ 思い出す~

遥かな尾瀬~ 遠い昭和~


左手に尾瀬を眺めつつ、そんな歌を唄いながら滑った。

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斜面下部は樹林帯。

植物を愛しておられた昭和天皇を偲びつつ、樹林帯に滑り込んだ。

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昭和の日は、以前みどりの日だったなぁ




10:31、滑走終了。

ワル沢の渡渉は、スノーブリッジでOK。

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10:57、鳩待峠到着。

平成最後の山行終了~。

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そして、帰宅後このブログを書きつつ令和を迎えた。

昭和に生まれ、笑話を愛する寝太郎。

平成も笑話を目指してきた。

令和となった今、何を目指すべきであろうか。

考えてみたが、時代が変わっても志向は変わりそうにない。

笑える嶺話。

これがいいと思うのである。


この記事へのコメント

けいこたん
2019年05月07日 22:17
笑える嶺話!
それいいですね!
私も絶対目指したいです。
岩場無しの0岩の山なら笑顔で登れるかもです。
それにしても、車より人の背丈よりも高く積もった雪がまだあるのですねー。
こちら、半袖でもいいくらいですのに。
寝太郎
2019年05月09日 00:13
けいこたん、こんばんは。
令和到来の前にMyテントデビューを飾られましたね。目指されているのは、笑える嶺話でも、0岩でもないとお見受けしましたがいかがでしょう?
ご指摘の通り、こちらは長く雪が楽しめます。しかし、いよいよスタッドレスタイヤを履き替える時期でございます。(寂しい…)

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