苗場山 2019.4.19



苗場山にやってきた。

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小赤沢3合目駐車場までの林道は、まだ除雪されていなかった。

7:54、除雪最終地点を出発

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まずは林道を進んだ。

斜度もなく、ルートファンディングも不要なので、いろいろ考え事をした。

「久々の山登りだなぁ。

一時期はほぼ毎週 山登りしてたなぁ。

山に行かないと、ウズウズしてたもんなぁ。

ヤク中毒のピエール瀧くんみたいだったよ。

ヤマ中毒のノボール寝太郎だな!」

そんなことを考えつつ、半年ぶりの山の空気を味わった。

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新芽が萌え出ていた。

「おっ、『モエール芽吹き』だ!」

ピエール瀧くんも、この新芽のように再生して欲しいぞ。

そんなことをぼんやり考えつつ進んだ。

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あまりにもボンヤリしすぎた。

道を見失ってしまった。

「ありゃっ!? キエール道!」

林道を歩いていたのに、気づくと林の中。

なんという馬鹿であろうか。

しかし、迷い込んだ林でカモシカを見ることができた。

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会エール 鹿




その後、林道に復帰。

しばらく進むと、苗場山の山頂部が見えた。

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ミエール山




9:31、3合目駐車場到着。

夏ならここが登山口だ。

しかし、久々の山登り。

そして、道迷い。

すでに汗だくで息が切れている。

無事登頂できるのだろうか。

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ムレール滝汗 & キレール息




無事じゃなかった。

シールを滑らせ、急斜面に転がり落ちてしまった。

ブナの木に板が引っ掛かり助かったが、逆さ吊りで身動きがとれなくなった。

板をはずそうにも、手が届かない。

途方に暮れて、アガくのをやめると、左半身が雪に埋もれて激寒だ。

「つ、冷たい…。ヒエール雪…」

そんなバカを言ってる場合ではない。

10分ほどのたうち回り、なんとか逆さ吊りから脱出した。

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「二度と過ちは繰り返すまい!」

そう誓って、再度歩き出した。

しかし、すぐにまたコケてしまった。

「ヒエーッ!ウキキーッ!」

そんなダジャレめいた悲鳴をあげつつ滑落。

必死で5本爪のアイゼン(=手のひらです。)を効かせ、なんとか停止した。

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ピエール君は再犯しないでね




相次ぐ二度の滑落で、登高意欲は消え去った。

このままでは、命も危険すらある。

めっきり、萎エール意気となった

終エール旅、カエールたい…(九州弁)。

そう思ったが、いま撤退すると午前中の下山だ。

あまりに早すぎる。

なので、頂上部が見えるあたりまで進むことにした。



登頂の意気込みを捨てた途端、なぜか安定して歩けた。

そして地勢も穏やかになってきた。

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左側の尾根上をここまで来ました。




滑落の危険がない道になった。

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コエール危機




11:50、頂上台地北側の斜面下に到着。

頂上が見えた。

目の前には魅力的な白銀のスロープが広がっている。

これを滑らずに帰る訳に行かない。

やる気を取り戻し、さらに進むことにした。

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なんて魅惑的な白い粉…
コカインじゃないよ!




その斜面を登ると、スティープでスキーヤー魂をそそる斜面が現れた。

疲れた足に力を込め、この斜面を登ることにした。

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太ももが震えだした。
禁断症状かな?




スティープな斜面をシールで登った。

これはキツかった。

中腹で疲れ切ってしまいギブアップ。

13:25、昼食。

甘~い稲荷寿司を食べて一服した。

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ピエール瀧くんのあまちゃん
いや、ピエールマルコリーニくらいの甘さ!




一服して食べたお稲荷さんに変な成分が入っていたのかな?

狐カイン?

一服盛られたかな?

原因不明だが、なぜか心身とも覚醒した。

何の根拠もないが、頂上台地へ行ける気がしてきた。

空身で再出発!

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あの頂上台地(写真左上)を目指せ!




14:05、頂上台地到着。

急登の末に現れた広大な雪原。

とても幻想的な光景であった。

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幻覚じゃないよ!




こまで来たら、もうカインないぞ!」

勢いに乗って、そのまま頂上へ向かった。

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14:27、苗場山到着~

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頂上台地、四周の山々。

いずれの眺めも素晴らしかった。

さながらシャングリ=ラであった。

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シャングリ=ラは、シャンの山の峠




しかし、眺めを楽しんでいる時間はない。

急いで下山だ。

14:42、シールをはがし滑走開始。

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スキーは快適であった。

シャングリラを唄いながら滑った。

夢のスキースキースキー

スキースキースキー


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頂上台地北斜面中腹




どこへも どこまでも~

つながるような 白銀の世界~

麗しの時よ~


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頂上台地北斜面下部




夢のスキースキースキー

スキースキースキー


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ウエービーなツリーラン




いつでも いつまでも~

きらめきながら 降り積もった雪~

春潤している この山のように~


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登りで滑落×2の尾根
ボーゲンで直進




夢の スキー スキー スキー

スキースキースキー!

夢の スキー スキー スキー

スキースキースキー!


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三合目手前の谷




16:32、林道除雪最終地点到着~!

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あー、やっぱりヤマはいい!

また、山に情熱を燃やす男に戻れるかも

そんな訳で、ハンドルネームを変更だ。

寝太郎あらため、(山に)モエール 焚き!


この記事へのコメント

けいこたん
2019年04月25日 14:58
まあ!
寝太郎さん、お久しぶりです(^^)
お仕事、プライベート、お忙しかったことでしょう。
逆さ吊りになっても、滑落しても、変わらず寝太郎節の心地良さ!
読んでて楽しかったです。(^^)
苗場山、新潟と長野の県境にあるのですね。まだ雪がたっぷり!スキーが出来て良かったですね。
次回からも楽しみにしています。
寝太郎
2019年04月26日 00:47
けいこたん、ご無沙汰しております。
ご指摘のとおりバタバタで、久々のブログアップとなりましたが、寝太郎のニックネームに相応しいものとしてお許しください。
福岡隊は遂にテント泊縦走にまで腕を上げられましたね!
寝太郎が九州で果たせなかった野望(屋久島縦断と背振縦走)の一つですので、アップ楽しみにしています。
じゅんパパ
2019年04月29日 06:49
お久しぶり!
またモエール寝太郎を期待してます。
こちらも隊長は110キロウォークにモエーて完走(完歩''')
うちらはお初のテント泊でモエーてヘロヘロ~~です。
寝太郎節、再開を楽しみしてます!
寝太郎
2019年05月01日 02:00
じゅんパパ様、ご無沙汰しておりました。
テント泊、いかがでしたか?
モエーでヘロヘロとのことですが、楽しまれたものと想像しています。着実に登山力を上げておられ、頭が下がります。
こちらは、脚力も寝太郎節もなまっていますが、
福岡隊を見習い頑張ろうと思います。

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