越後駒ケ岳 2018.3.31



越後駒ケ岳へやって来た。

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3/28に奥只見シルバーラインの冬季閉鎖が解除された。

それで銀山平まで通行可能になったので、越後駒ケ岳に登ることにしたのだ。

しかしまだ、通行時間には制限がある。(6:00~18:00通行可)

5:50にゲート前に着き、行列に並んだ。

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6:44、石抱橋出発。

車は行列の中盤だったが、トップで登山口をスタートした。

寝太郎は一人なので、グループの登山者より身支度が早いのである。

先陣を切ってノントレースの雪原に入っていった。

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ノントレースの雪原を快調に進んだ。

「このまま頂上にも一番乗りするぞ!
そして、一番に滑り出すぞ。
滑走痕のない雪面を独り占めだ!」

そんな野望を胸に、前方の越後駒ケ岳を見据えて進んだ。

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しかし寝太郎の野望は打ち砕かれた。

登山口を間違えていたことが発覚したのだ。

30分歩いた末、どういう訳か石抱橋の登山口に出てきた。

地図を確認したところ、スタート地点は石抱橋ではなかった。

間違えて未丈ケ岳の登山口からスタートしてしまったのだった。

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現代登山では標準装備の Global Positioning System、すなわちGPS。

誤差は数cmと言われる。

そんな中で登山口を1.5kmも間違えた寝太郎。

我が脳内のGPSは、グレートぱっぱらぱーシステムかっ?!

そんな疑念がリフレインのように何度も胸に湧いた。

どうしてそんな間違えを犯したのだろう。

自分でも訳が分からないのであった。

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どうして どうして 登山口は
離れてしまったのだろう??




「なんでやねん?」
「なんでやねん?」
「なんでやねん?」

寝太郎の脳内は、ツッコミ100人が大騒ぎの状態。

いや違う。

寝太郎は間違った登山口から山にツッコんだボケだ。

シャレにもならない大ボケ野郎だ。

しかしここでトレースが現れたので、ぱっぱらぱーでもボケ野郎でも迷うことはない。

先行者の足跡を辿って進んだ。

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川沿いを小一時間歩いた後、道行山への尾根に取り付いた。

ここにも先行者の足跡があり、迷う余地はない。

さらに言うなら、寝太郎はYAMAPという登山アプリを使っており、GPSで現在地が分かるのである。

さらにさらに言うなら、登山口でYAMAPを起動し、地図画面を見たのである。

ほわ~い?

スタート時、なぜ間違ったのだ、寝太郎よ!?

しかしやはり、自分でも訳が分からない。

まぁ、とにかくここから尾根に登ることは明らかなので、尾根に進んだ。

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9:27、道行山到着。

ここから越後駒ケ岳までの尾根道が見渡せた。

ルートは一目瞭然だ。

GPS(グレートぱっぱらぱーシステム)の寝太郎でも絶対迷うことはない。

「道行山からこの道行けば山に着く!」

そんな言葉が脳裏に浮かんだ。

我が脳ミソはDSS(ダジャレ専用ソフト)なのかもしれない。

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10:11、小倉山の先のコル到着

まだまだ先は長い。

「小倉山の先のコルに来たが、まだ先(が)残る…」

やはり我が頭脳はDSS(ダジャレ専用ソフト)のようだ。

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さらに進むと、尾根はリッジ状になってきた。

左右の眺望が広がった。

春の割には、遠望が利いた。

右手には佐渡ケ島が見えた。

かなり疲れてきたが、素晴らしい眺望を力に変えて進んだ。

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ウソである。

眺望が力に変わる訳がない。

越後駒ケ岳のキツい傾斜で、もうヘトヘトなのだ。

「あれが佐渡ケ島なら、お前はサドが岳だ!」

そんなダジャレパワーで越後駒ケ岳へのリッジを進んだ。

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11:57、駒の小屋到着。

駒の小屋の手前の斜面が、最も急だった。

サドが岳が「私の足をお舐めっ!」と言ってるかのような、虐待的斜面であった。

寝太郎はサドが岳女王の命令に従った。

スキー板を脱いで、四つん這いで進んだのだ。

足はガクガクである。

「四つ足でガクガク震えるなんて、まるで産まれたての駒の子や…」

そんなダジャレパワーで駒の小屋まで来たのだった。

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12:18、越後駒ケ岳到着。

風は穏やかで、陽気はポカポカ。

昼ご飯を食べると、早起きと激登の疲れで眠くなった。

駒の子のようにポックリポックリ睡眠。

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そのままドロのように眠りそうだったが、「ブーン」という音で目が覚めた。

ぶんぶんぶん ドローンが飛ぶ~
寝太郎の周りに野ばらが咲いたよ
ぶんぶんぶん ドローンが飛ぶ~

寝ボケ頭に、周囲に野ばらが咲く少女漫画が思い浮かんだ。

が、寝起きの目に映ったのは、大昔の少年漫画の正太郎少年であった。

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ぐっすり休んで、足の震えも治まった。

冴えないダジャレ作成専用ソフトも機能回復した。

滑走直前にソフトがアウトプットしたデータで気合を入れた。

えっちゴー!

13:39、下山開始。

まずは駒の小屋への斜面。

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DSSSのモデルは超旧式
オヤジギャグ専用ソフトだ




駒の小屋直下の斜面。

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体感斜度は40度。
インフルエンザ級!




リッジ通過後の斜面。

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ここはゲレンデみたいな感じ。
快適にスキースキースキー!




急上昇~熱いハート
溶けるほど 恋したい~


寝太郎の熱いハートのせいで、溶けてテラテラの斜面。

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道行山へのコルはほぼ平ら。

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平熱に戻りました。




登りのルートを忠実に辿り、道行山から南尾根を下った。

そして石抱橋到着。

15:26、下山。

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ではなかった。

登山口を間違えたので、あと1.5km残っていたのだった。

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快適な滑りから一転、無駄な車道歩きは足に応えた。

固いスキーブーツでアスファルトをガシャガシャ歩く寝太郎。

機動戦士ガンダムのようである。

燃えあがれ~ 燃えあがれ~
燃えあがれ~ ガンダム~


しかし燃えあがったのは、寝太郎の足だむ。

一日中ブーツで固められた足は、靴ズレと圧迫で燃えあがりそうな状態だった。

15:49、本当のゴール到着(白光岩橋)。

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すぐにブーツを脱いだ。

脱いだらスゴいんです、足の解放感が。

越後駒ケ岳登頂と足の解放を記念し、足で万歳三唱して山旅を終えた。


この記事へのコメント

風来坊
2018年04月04日 10:04
こんにちは、寝太郎さん。
九州は、あちこちで花が見られ、ブログでもカラフルな写真を見ていますが、寝太郎さんのはまだモノトーンばかりですね。
でも、久しぶりのスキーを堪能されて、ちょっぴり羨ましいです。
と言っても、私は圧雪したスキー場でしか滑れませんが・・・。
スキー靴で、ずーっと歩くのは大変だったことでしょう。
お疲れ様でした。
2018年04月04日 22:31
風来坊さま、こんばんは。
まだ東日本の山は雪を頂いており、毎週末好天なのでスキーを満喫しております。満喫しすぎ、くるぶしが少し変形してしまったので、今回の車道歩きは痛くて大変でした。
しかし、風来坊さん&ポンちゃんの多良山系大周回の方が大変だと思います。
そして、次の日もショウジョウバカマ巡りとは!
確かにあんな群落なら見たくなるかもしれませんが、常人の仕業ではないですね。誠にお疲れ様でした!

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