巻機山 2018.2.10



巻機山へやってきた。

朝日はまだ山に隠れているが、時刻はもう8時。

かなり遅い。

業界用語でいうと、かなりのオシだ。

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オシているので、マキで支度した。

マキで支度しマキハタ山かぁ~」

かかとに絆創膏を貼りながら、そんなことを考えた。

しかし、のんびりダジャレをかましてる場合じゃない。

スピードを上げマキマキで支度。

8:38、清水集落手前から出発!

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マキマキで進んだ。

しかしガイドマップでは、清水集落から頂上まで6時間。

マキマキでもマキハタ山に登れない。

マキのレベルを竜巻レベルに上げて進んだ。

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竜マキマキで頂上をトルネード!




9:10、桜坂駐車場到着。

要した時間はコースタイム△20%。

このまま竜巻きペースで登っても、頂上到着は13:30ということだ。

もっともっと巻かねばならない。

竜巻の一段階上ののり巻きペースに上げることにした。

のり巻きって鈍臭そうだが、ペンギン村最強の則巻アラレちゃんのペースなのである。

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渡部暁斗より速い(気分の)、アラレちゃんペースで進んだ。

キーン!

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アラレちゃんが走る音




うっほほーい!

五合目に到着すると眺望が広がった。

眺めはとても良い。

しかし、やはり問題は時間だ。

現在、10:23である。

桜坂駐車場からペースアップしたのだが、この間もコースタイム△20%で上がってない。

うっほほーい!とか言ってる場合じゃない。

キーン!と進まねばならないのだ。

休憩はほどほどにして、先へ進んだ。

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五合目から傾斜が緩んだ。

来たぞ来たぞアラレちゃんである。

ペースは確実に上がった。

予報は曇りだったが、お日様はニッコニコ。

めちゃんこ汗をかいて登った。

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かっくいー!

六合目展望台から格好良い天狗岩が見えた。

時間は10:57。

五→六合目のラップタイムはコースタイムのなんと半分!

アラレちゃんどころではない。

スーパーサイヤ人のペースである。

このペースなら登頂できるぞ!

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オッス、オラ寝太郎!
おめぇが巻機ヤマチャか?
界王さまのハゲ頭みたいにツルッツルだな。
次回 「ちゃーらー へっちゃらー へのへのカッパ巻機山のマキ」だ!
絶対、見てくれよなっ!


超ハイペースで超ゴキゲン!

ハイな気分で意味不明な言葉が飛び出してきた。

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気分は薬がキマった(昔の)槇原君かな




スーパーサイヤ人気分の寝太郎。

体から金色の炎が巻き上がり始めた。

熱い闘気の炎ではない。

汗の湯気の陽炎である。

曇り予報を信じて厚着したのだが、無風のピーカンなのだ。

トランクスまで汗まみれになって登った。

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先行者は全く巻かずに巻機山に直登




暑さと飛ばし過ぎのせいだろうか。

ノーマルサイヤ人、いや疲れた地球人に戻りそうだ。

オッス…
オラ寝太郎…
おめぇ、強ぇなあ…
次回、「悟空、 へろへろカッパ巻機山のマキ」
みんな応援してくれよな…


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ヘロヘロで視線が上がらない…。気分は
バックスクリーン3連発を浴びた槇原投手




もうマキなんてしないなんて言わないよ絶対…

ややこしいが、このマキは急ぐマキじゃない。

蛇行のマキである。

先行者は真っすぐ登っていたが、寝太郎には無理だった。

右に左に蛇行して登った。

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矢印が九合目




13:00、九合目到着。

六→九合目はコースタイムの2割増し…

CT1:40に対し、2:03もカカロットだ。

そしてへろへろカッパ巻き状態である。

あとCT1:00を頑張れるだろうか。

そんな不安を頭に渦巻かせつつ、先に進んだ。

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写真右上に頂上が登場




避難小屋への下り道。

シールを付けたままスキーで滑り降りた。

バランスを保ちつつ中腰で踏ん張り、重い雪を押しのけて進んだ。

この変な筋力の使い方は尋常じゃないキツさだった。

遂に太モモがバーンアウト。

鉄火巻きのようにアツくなった。

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避難小屋の手前まで下った。

体力はヘロヘロのカッパ巻き。

太モモは攣る寸前の鉄火巻き。

このまま山頂へ進んだら、特攻大和の軍艦巻きだ。

そして雪に埋もれて、寒氷巻きだろう。

はぁ、一貫の、いや一巻の終わりか…

ここでくるりと回転 寿司 した。

13:12、撤退開始…

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巻機山さん、ばいちゃばいちゃ!

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九合目に戻ります…




13:32、九合目到着。

ここは別名ニセ巻機である。

ニセピークだが、ピークはピーク。

なかなか良い眺めであった。

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先ほど、くるりと回転して戻ってきた寝太郎。

普段のお寿司も回転するアレである。

イクラやタイなんてニセものでも分からないのだ。

カメハメハ大王とカメハメ波の違いも分からない。

違いの分からない男、寝太郎はここを巻機山と思うことにした。

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自分で自分をケムに巻くのだ。


ここで ご飯を食べた。

さっきまで新巻シャケ(存命中)のようにブルブルわなないていた太腿。

即席うどんで水分と塩分を補給したせいだろうか。

ようやく落ち着きを取り戻した。



14:09、滑走開始。

美しいバーンである。

堀北真希。

真木よう子。

「マキ」がつく美しい女優をイメージし、美しい斜面へ滑り込んだ。

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優美な斜面をひと滑り。

この世のものと思えぬ優しさと美しさだった。

誰に例えるべきだろう。

後藤マキ。(ちょっと違う。もっと上品だった。)

田中真紀子。(全然違う。同じ新潟だけどね。)

うん、そうだ!

たおやかな美しさは水野真紀ちゃんのようだった。

マキちゃん、最高!!!

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田中先生ごめんなさいです。
槇原先生にも謝まります。




マキちゃん、惚れたっ!

と調子に乗って飛ばしてたら、重い雪にハマり制御不能となった。

そして一直線に木に衝突。

板が吹き飛ぶ大転倒となった。

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木を避けれず、股間から木に激突してしまった。

マキが死にました…

死亡推定時刻、14:24。

チーン!(合掌)



寝太郎は何とか立ち上がった。

三途の川を渡ったと思われたタマキンだったが、川の途中で新マキ鮭に助けられたようだ。

幹が細くて九死に一生を得た。

しかし、瀕死の重傷だ。

もう一度ぶつけたら、確実にカルーセル真紀である。(古っ!)

絶対にコケぬよう、そして腫れたタマに触れぬよう、大股開きでゆっくり滑った。

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シュプール幅がキン曜ワイドショー!




やむなくコケるときは、優しくコケたわよ。

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オッス、オラ カルーセル真紀!




14:56、桜坂駐車場到着。

数回コケて、カメラレンズに水滴もついたが、なんとか無事であった。

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桜坂駐車場から林道を下った。

最後にトレースを一直線に滑り降りた。

桜坂を唄いながら快適に滑った。

タマよずっと幸せに~
風でそっと冷やすよ~
Woo Yeah タマは今もタマのままで~


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その後、タマの無事が確認されております




15:12、車に戻ってきた。

頂上に辿り着けず残念だった。

スノーシューの先行者は登頂していただろう。

スキーの方が機動力が高いのにダメだった。

脚力と起床力が足りなかった。

三連休なので、すぐに挽回するぞ!

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と、下山直後は決意していたのだが…

翌日、野沢温泉でゆるゆるスノボに興じてしまった。

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年を取って、脚力が落ちたなぁ
早起きもできなくなったなぁ
でも、年を取ると早起きになるはず
おかしくない?
どこかで巻き返す機会を作ろう
なんつって…

そんなクダを巻きながら連休を過ごした寝太郎であった。


この記事へのコメント

豊津の信ちゃん
2018年02月13日 10:04
お久しぶりです~
凄いですねぇ~!!
九州人はとても冬の巻機山へは登れません。そしてスキーで下る。とても考えられませんね。
ご無事で何よりです^^
山友さんが巻機山は飯山だったよ~と言ってました。もちろん夏山のことですが・・・・
ポンちゃん
2018年02月13日 16:31
こんにちは、寝太郎さん
雪山最高!!と息巻いて~
関東に戻られてから、数年のブランクを取り戻すかのような、雪山歩き、滑りですねえ!!
男の証も大事に至らずなりよりでございました。^^;
寝太郎
2018年02月13日 21:46
信ちゃん様、こちらこそご無沙汰しております。
巻機山は私も良い山だと思います。しかし山友さんとは逆に冬~春の積雪時しか知らず、山頂の池塘や、ナメ滝の続く沢や、最も名高い紅葉も見たことがないので、全く語る資格なしです。
ところで今年は九州の冬山も凄いですね。英彦山の氷瀑には圧倒されました!
寝太郎
2018年02月13日 21:56
ポンちゃん、こんばんは。
道迷いの名人として国民栄誉賞がもらえそうな寝太郎なので、高気圧がドカンと居座る絶好のコンディション時にだけ雪山に行ってたのですが、ポンちゃんに紹介頂いた心強い相棒やまPの登場で、機会が倍増した次第です。
今年の驚異的な積雪より深く感謝致しております。ありがとうございます。
(但し使いこなせておらず、今回もログが中腹で切れてしまいアップできませんでした。)
choro
2018年02月14日 20:14
寝太郎さん、こんにちは。雪山、登る度胸、勇気もすごいです!とっても羨ましいです(*゚▽゚*)九州も今年はなかなか雪が降っててサイコーなんですが、そのサイコーな年に限ってインフルエンザにかかってしまいました…寝太郎さんも、十分充分きをつけて、風邪ひかずに雪山を楽しんでくださいね!!
2018年02月15日 00:17
choro様、こんばんは。
職場では上司と部下がインフルエンザにやられゴホゴホしてましたが、中間の私はアクビをコキまくり健康です。
流行に鈍感なのか、オツムがアホウなのか、はたまたワクチン効果なのか分かりませんが、自分では万病の素であるストレスがないためと思っています。
風邪ひかず雪山を楽しむため風邪にならず、だから雪山に行けて風が予防できてる感じです。(やっぱりオツムがアホウなためと思えてきました。)

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