妙高山 2017.10.28



大分から東京へ転勤になり、しばらく山に行けなかった。

転居から4週間、ようやく落ち着いてきたので山へ行くことにした。

ネットで調べると、妙高高原が紅葉の見頃との情報であった。

そういう訳で、妙高山へやってきた。

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6:30、燕温泉登山口出発。

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まずは、渓谷沿いのなだらかな道を進んだ。

ネット情報の通り、紅葉は見頃であった。

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「美しい紅葉だなぁ~。」

秋は山が粧う季節である。

妙高山も、お洒落をキメていた。

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「美葉紅(みようこう)だなぁ」

『妙高』と『紅葉』の似かよった母音。

寝太郎は、駄洒落をキメてみた。

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駄洒落は決まっていなかった。

大倉沢の渡渉でスベってしまいました…

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左足がドボン!




そんな寝太郎を、静かに見下す妙高山。

ズッコケ寝太郎を見て笑って欲しいものである。

しかし、山が笑うのは春。

秋の妙高山は笑うことなく、錦を粧うのであった。

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さらに登ると、紅葉は終焉を迎えていた。

落葉したダケカンバの白さが目についた。

その向こうには斑尾山、さらに志賀・草津の山並みが広がっていた。

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8:45、神奈山への分岐点到着。

標高1,700m辺りから雪道となった。

樹々はすっかり落葉していた。

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9:00、芝沢通過。

紅葉鑑賞に来たつもりだったが、すっかり雪山である。

妙高山は、美葉紅ではなかった。

装っているのは、錦でなくて白装束なのであった。

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9:26、長介池到着。

夏ならば緑の草地に、青い池が映える色柄だろう。

長助さんも白装束なのであった。

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長助池分岐から中央火口丘への急登が始まった。

そして積雪も増えた。

滑ったり踏み抜いたりして、苦しい登りとなった。

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想定外の雪斜面。

つるっとコケること数回。

美葉紅山に来たつもりだったが、間違いだった。

妙高山は北信五岳の最高峰。

ダジャレで言うなら「歩苦心GOが苦」なのであった。

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11:22、妙高北峰到着。

頂上には冷たく強い風が吹いていた。

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風上側に目をやると、雪の北アルプスが見えた。

真っ白である。

山粧うではない。

もう高山は冬の眠りについているのであった。

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11:41、妙高南峰到着。

最高地点に到着である。

「歩苦心GOが苦」に耐えてきた甲斐があった。

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南峰でお昼を食べた。

眼下に広がる妙高高原の森は紅葉で赤く燃えていた。

しかし、妙高山南峰は降雪で白く寒かった。

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南峰の降雪と侘しい寒さのせいであろうか。

南こうせつ&神田川気分になってきた。

神田川の歌詞のとおり赤いマフラーの寝太郎。

身体は芯まで冷えて、小さな奥歯がカタカタ鳴っている。

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しかし、寝太郎には一緒に風呂に行く相手なんていないぞ。

さっさと一人で下ることにした。



下り始めても、気分は神田川。

高かったあの頂~  
何も怖くなかった~
ただ~ 下りの鎖場が怖かった~

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さらにどんどん下り、神田川ならぬ大田切川の滝を通過。

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14:51、燕温泉到着。

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あ~寒かった。

そこで「河原の湯」という野湯に入ってから帰ることにした。



「あなたは~も~~ 忘れたかしら~」

神田川を歌いながら、大田切川沿いの道を歩いた。

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燕温泉街から河原の湯は徒歩10分




「河原の湯」は文字通り河原の湯であった。

窓の外には澄んだ川~
山上の谷間の横っちょの風呂や~

そんなロケーションであった。

しかし、悲哀漂う「神田川」とは全く異なり、きらびやかな眺めだ。

そして湯の花吹雪が舞う濃い乳白色の湯。

極上の野湯であった。

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寝太郎の鼻唄が「神田川」から「いい湯だな」に変わった。

ばばんばばんばんばん
ばばんばばんばんばん
いい湯だな あははん
いい湯だな あははん
日本人なら神田川でも
うなろかな あははん
うなろかな あははん
ここは妙高 河原の湯


最後にとってもいい感じになった妙高山であった。




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この記事へのコメント

風来坊
2017年11月02日 19:59
こんばんは、寝太郎さん。
久し振りに登山らしい山歩き、お疲れ様でした。
さすが新潟、山に雪があるのですね。
雪の重みに耐えた木に注意を忘れずに(笑)
2017年11月02日 22:16
風来坊さま、こんばんは。
本当は引越の荷ほどきも完了してはいないのですが、山登りの禁断症状が出てしまい、辛うじて雨予報じゃない妙高まで遥々出掛けてしまいました。
雪の重みに耐えた木から脳天に衝撃を貰い、山中毒を治したいところです。
(と、言いつつ今からアルプスに向かうつもりの寝太郎です。)
けいこたん
2017年11月02日 22:41
わーっ!
今から北アルプス!!
記事が待ち遠しいです。(^_^)
あ、すみません、ご挨拶もせず。
寝太郎さん、こんばんは。
お元気そうで何よりです。
妙高山、テレビとかで聞いたことあるなと思ったら、なんと新潟県!
どの写真も堂々と大きくカッコいいです。そして、さすがに雪なのですね。
2017年11月04日 00:31
けいこたん、こんばんは。
先ほど北アルプスから帰って参りました。夫殿と隊長が登られた常念岳です。ご両人は若いお嬢さんに励まされたとのことでしたが、寝太郎はお嬢さんのお尻を追いかけるという罪を犯してしまいました。
なので全く待ち遠しくない記事になる見込みであります…
しかし天候には恵まれ、積雪したての美しい槍穂の姿を載せますので、写真だけご覧下さい。
じゅんパパ
2017年11月04日 05:27
お久しぶりです。東京ご栄転おめでとうございます㊗🎉
紅葉どころか雪山ですか!
常念岳もさぞかしきれいな白装束だったことでしょうね。
これからも寝太郎さんのなんかわからんけど面白いレポートを楽しみにしてます(^-^)
2017年11月04日 15:47
じゅんパパさま、こんばんは。
残念ながら常念岳は普段着でしたが、槍ヶ岳と穂高岳が白いレースのドレスでした。
頂上からは槍穂連峰の眺めに目を奪われましたが、じゅんパパさまのレポもあったので、蝶ケ岳へのルートも興味深く観察しました。あの急降&登り返しを、よく3日目にこなされましたね。驚きました。
たきなみ
2017年11月07日 16:04
九州の山で いつかお会いできるかと思っていたのに、ショックです。
北、南アルプスの山行をアップして下さいね。
2017年11月07日 20:11
たきなみ様、コメント有り難うございます。
この10月で九州を離れてしまいました。個性豊かな山々と極上の温泉が遥か彼方になり、私も大ショックです。
しかし、ブログをご覧頂いているようなので、ご存知かもしれませんが、何事もポジティブに捉えたい性分の寝太郎ですので、関東の山々を楽しんで行こうと思っています。馴染みない山かもしれませんが、引き続きご覧頂ければ幸いです。

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