三瓶山 2014.8.29



父親の喜寿祝いのため帰省する。

その道すがら、三瓶山に登ることにした。



寝太郎は40代半ばながら独身である。

親は結婚を、強く希望している。

なので、帰省する度に「彼女はできたか?」と聞かれる。

その度、「ヤマ子ちゃんとラブラブやがな!」と答えている。

すると、「山ばかり行っとらんで、婚活せなアカン!」と怒られる。

今回も同じ会話をするに違いない。

気が重い。



そして帰省のついでに山に登るのも親の怒りを買う。

「山なんか行っとらんで、真っすぐ帰ってこい!」という訳だ。

しかし、三瓶山なら許してくれるかもしれない。

三瓶山は、仲良しファミリーの山だからだ。

男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶が輪になっている。

「今後、明るい寝太郎一家を築くための山行だ!」

そう言い訳できるじゃないか。

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それに、三瓶山はリフトで中腹まで登れる。

ひょっとしたら、かよわい山ガールに出逢えるかもしれない。

言い訳がましさと、ヨコシマな思いを抱きつつ入山した。

6:13、西口登山道出発。

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まずは、主峰の男三瓶を目指した。

三瓶一家の家長である。

寝太郎よ、家長を目指せ!

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頂上が近付いてきた。

お花畑が広がっている。

「男三瓶山」の名前に反し、女性的な山である。

実は、名前の読みも女性的で、「おさん べさん」なのである。

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7:54、男三瓶到着。

日本海と出雲半島の眺めが素晴しかった。

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長居したかったが、あと妻・子・孫を訪ね回らねばならない。

汗が乾いたところで、女三瓶山に向かった。

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その道中もお花畑が続いた。

こんな華麗な花嫁さんなら、寝太郎も大歓迎だ。

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華麗なオニユリ。(鬼嫁はいやよ!)




こんな清楚なお嫁さんもいいなぁ。

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お嫁 お嫁 お嫁サンベ~ ♪




綺麗な花々に結婚願望を掻きたてられた寝太郎。

花びらの数をかぞえるようになった。

花占いをはじめた訳である。

「来る、来ない、来る……」

おー、この花は「来る!」

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8:36、女三瓶山到着。

すみれ系のちっちゃな花がたくさん咲いていた。

こういうカワイイ奥さんもいなぁ~。

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次は孫三瓶山だ。

一旦お鉢の縁を外れ、火口へ降りることにした。

そこには黄色い花が咲き乱れていた。

花弁は3枚。

「来る、来ない、来るっ!

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9:34、火口湖到着。

「室の内池」と言うらしい。

令室、家内、内儀 etc

なんだか、お嫁さんを思わせる名前じゃないか。

それに、さっきから花占いも連戦連勝だ。

花嫁とベンチに座る寝太郎が見えた気がした。

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まぼろしぃ~! (IKKO調でおよみ下さい)




ほとんど新婚気分に浸っていた寝太郎。

オニユリに現実へと引き戻された。

花びらが6枚である。

「来る、来ない、……」

「来ない」ではないか!

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どんだけぇ~! (これもIKKO調でおよみ下さい)




火口を離れ、再びお鉢の縁へ登り返した。

丁半入り混じったアジサイ(?)があった。

来るのか?

はたまた来ないのか?

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3、4、サンべ 5、6、サンべ ♪
お嫁  お嫁  お嫁サンベ~ ♪




10:02、孫三瓶山到着。

男三瓶を見上げた。

寝太郎のオヤジは孫の顔が見たいとも言う。

気が早すぎるぞ。

なんにせよ、まずは嫁である。

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次は子三瓶山だ。

寝太郎は「夫」ではない。

そして「父」でもない。

祖父母はみな死んだので「孫」でもない。

唯一、寝太郎が自らを投影できるのは子三瓶山だけだ。

親近感をもって、子三瓶山を眺めた。

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10:30、子三瓶山到着。

これで三瓶一家の皆様への挨拶が完了した。

下山して実家へ向かおう。

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子三瓶山には、にがな(?)のような花が咲いていた。

一目では枚数が分らない。

これなら花占いができるぞ!

しかし、この花を摘むことなく下山路に向かった。

麓に咲く花で占うことにしよう。

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麓が近くなってきた。

よし、占うぞ。

花を探したが、適当なモノがない。

ススキの穂で占ってみることにした。

春よ来い!はやく来い!

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11:36、駐車場に戻った。

早速、占いを始めた。

「来る、来ない、来る…」

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なんだかドキドキしてきた。

「来ない、来る、来ない…」

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「来る、こな………」

が~ん!!!


いやいや、こんなの子供の遊びだよ。

気にしないさ!

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ラブ イズ オ~バ~ ♪
泣くな男だろう~ ♪




花占いがなんぼのもんじゃい!

出雲の国には縁結びの神様がおわすんじゃ!

13:00、ススキの不吉な占いに怯えた寝太郎は出雲大社へやってきた。

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真っすぐ実家に向かうつもりが…




オオクニヌシノミコト様!

御縁、苦!

渾身の礼をブチかました。
(正しくは二礼四拍一礼らしいです。)

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結果、「結婚 よし!」(四四!)

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おやじ!

おふくろ!

次の帰省では、カワイコちゃんを紹介できそうだぜ!

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オオクニヌシノミコト様!

縁結び、夜露死苦!


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この記事へのコメント

ポンちゃん
2014年09月01日 21:17
こんばんは
昨年三瓶山に登ったことを思い出しました。(^o^)
ヨカ山、ヨカ記事、ヨカ家族三拍子そろったブログ、楽しく拝見させていただきました(^o^)
コ・ ン・ カ・ ツ!!
ご両親、大国主命と共に応援いたしております。
けいこたん
2014年09月01日 22:58
ぬぬーん
今回の記事もとても楽しく読んだのですがー
コメントがし辛いなあ。

三瓶山!いいですねえ。眺めもよく、お花もたくさんでキョロキョロして歩いてしまいそうです。
風を感じて草原を歩くようで、連休とかに行きたいなあと思いました。山頂で日本海を見るなんて、いいでしょうね。体験してみたいです。

でも、でも、
お嫁さんの話は、どうコメントしたらいいのかー

寝太郎さん。
華麗で、清楚で、カワイイお嫁さんと、山頂で結婚式を挙げられる時は、是非お知らせください。どんなに高い山であろうと、どんなに険しい山であろうと、必ずや駆け登ってお祝い申し上げますので。
2014年09月02日 21:42
ポンちゃん様。こんばんは。

三瓶山は既登なのですね。
いかがでしたか。
花に明るいポンちゃん様なので、寝太郎の何倍も満喫されたでしょうね。

そして婚活応援ありがとうございます。
大国主命と、我が守護神「ポン」ちゃん様の力添えで、幸せになれそうな気がします。
(意味不明なコメントですが、次の記事をお読み下さい。)
2014年09月02日 21:52
けいこたん様。こんばんは。

三瓶山は想像以上に良い山でした。是非登ってみてください。

そして、お気使い頂き恐縮です。
めでたく結婚できたなら、山頂で挙式したいところですが、肝心の父母が出席できません。
なので、お茶の水の「山の上ホテル」にお招きしようと思います。

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