山の思い出 in 八海山

山には、いろいろな危険がある 

雷、スズメバチ、落石、雪崩…

そんな危険に対し、寝太郎は How to 本で得た知識で対応している。

それでここまで、ツツガなく山登りを楽しんできた。

頭でっかちなやり方でも、一般道を辿るレベルの山登りなら、対応できるということだろうか。

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しかしたまに、本では知り得なかった危険に出くわすことがある。

「聞いてないよぉ~。」ってやつである。

ここで紹介するのは、そんな危険の一つである。

これから残雪の山を楽しむ予定のみなさん!

「山にはこんな危険もあるんだなぁ」と、心の片隅に小さくメモしてほしい。



6月中旬に八海山へ行った時のことである。

中腹から、一面の残雪となった。

寝太郎は、夏道を見失った。

藪の切れ目や雪原をたどり、頂上方向へ進んだ。

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登るにつれ残雪は量を増し、中腹からは多くの木が雪の下敷きになっていた。

雪に抑えつけられた木は、谷の方向へ傾いでいた。

木の下をくぐったり、乗り越えたりして進んだ。

しかし、夏道は見つからなかった。

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そして、雪に埋もれた一本の木に手をかけた時だった。

突如、その木が2mほど撥ね上がった 

手をかけていた寝太郎も飛び上がった。
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寝太郎が手をかけたのがきっかけで、雪の重みをはねのけた訳だ。

これぞ SPRING!!

もし、踏んづけた衝撃で跳ね上がっていたならば、寝太郎は投石機の弾のごとくピョーンとはじけ飛んだだろう。



思いもよらない空中遊泳で、ホントに驚いた  

冬の間、それほどの圧力で木々が虐げられていたとは………

ビックリしたなぁ、もぉ~ 

すこし落ち着いた後、周囲を見渡してみた。

すると、そんなマグマパワーを秘めた木が、あっちこっちに埋まっているではないかっ!

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こっ、これは雪原ではない。

地雷原である 

寝太郎は青ざめた。

踏んづけた衝撃で、木が跳ね上がるのは怖い。

しかし、もし、跨いだ時に跳ね上がったら、もっと怖い。

(だって男の子だもんっ! 涙が出ちゃうっ)

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おのぼり寝太郎は、百地寝太夫に変身し、忍び足で地雷原を進んだ。

埋もれた木を、そぉ~っと跨ぎ、静かぁ~に進んだ。

岩崎元朗先生の言う「静荷重静移動」をこれほど忠実に実践した男は他にいるまい。

さらに、地雷の股間直撃を避けるため、内股&両手で急所ガードの体勢だ。

おもらし寸前の舞妓さんが、しずしずと歩いている姿を想像してほしい。

それが、この時の寝太郎である。

とほほ

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細心の注意を払って一歩一歩進んだ。

その甲斐あって寝太郎は、なんとか無事に下山できた。

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急所が縮み上がる恐怖の山登りだった 

残雪の山に向かう皆さん!

金ちゃんに、ド~ン とこられないよう、お気をつけください。

そして、山には行かない皆さん!

最近、なんだか物騒な、隣国の金ちゃんに ド~ン とこられないよう、お気をつけください。


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この記事へのコメント

2013年04月14日 09:44
残雪期、旭原登山口からシシゴヤの頭に登ろうとした時,まさにこの状況。金ちゃんは直撃しなかったが、尻側を痛打,滑落はペットボトルだけですんだことがありました。
浅草岳でも仰向けにされたことがありました。頭では分かっていても、つい安易に跨いだり踏んづけたりして痛い目にあっています。
2013年04月14日 22:46
山じい様、こんばんは。
実は、3枚目の写真は浅草岳の写真です。
八海山の写真に、記事に合うものがなく、別の山行の写真から流用したのです。
浅草岳の写真を見ると、八海山(阿寺山への登り道)より斜度があり、より巨大な反発力を溜めている感じでした。
あの一撃が「尻側を強打」ですか…。よくぞご無事でした。

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