山の思い出 in 蓮華温泉 

最近、山へ行けてない 

せめてココロだけでも山へ行きたい。

そんなつもりで、山の思い出を振り返ってみた。




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北アルプスの朝日岳~旭岳を歩いた時のことだ。

蓮華温泉を起点とする、周回コースだった。

花と眺望を満喫し、無事に下山した。

フィナーレを飾るのは露天風呂。

たまりまへんなぁ。 



蓮華温泉の露天風呂は、山肌に湧き出す野湯である。

なんと4つもの湯が楽しめるのだ。

3日分たまった汗と乳酸を洗い流すには、最高の下山地であった。

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当時(2011年7月)、蓮華温泉に通じる林道は、車両通行止めになっていた。

そのせいか、蓮華温泉には人が少なく、露天風呂に向かうのは寝太郎だけだった。



蓮華温泉ロッジから、登ること15分。

一番上にある、薬師の湯に到着した。

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温泉の周囲に高木はなく、眼前には山並みが広がっている。

2日前に歩いた、朝日岳から雪倉岳の稜線も一望だ。

やはり通行止めのせいか、貸切状態だ。 Lucky!



汗まみれのシャツと、ドロがはねたズボンを脱ぎ捨てる。

固い登山靴の紐を緩め、足を解放する。

大空と大地の下、スッポンポンになった。

爽快であった。

「カイカン…」(by 薬師の湯 ひろこ)

思わずオヤジGAGが飛び出すほどの気持ち良さだった。

そして更なる爽快感を味わうべく、ザブンと湯船に飛び込んだ 

























あちょーーーーーーっ

寝太郎は、ブルース・リーのオタケビをあげた。

薬師の湯は、焼死の湯であった。

激アツだ。
100%フィーバー確実の激アツだ。

寝太郎は、間欠泉のごとく飛び上がった。

そのさまは、「燃えよ寝太郎」&「死亡湯戯」として映画化したいところだが、公開不能なのでやめておく。

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摂死55℃はあろうか 

とても浸かれる温度ではない。

湯船の脇で、寝太郎は途方に暮れた。

そこに、間髪入れず、更なる悲劇が訪れた。

寝太郎のやわ肌に魅了されたブヨの群れが総攻撃を仕掛けてきたのだ。
チクッ! プスッ! チクリ!

灼熱地獄に、針地獄!

この展開、サルカニ合戦かっっ!!

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まんまる腰の寝太郎に、この仕打ち!

寝太郎は怒り狂った。

普段なら、ミミズだってオケラだって友達の寝太郎だが、このブヨどもだけは許せん 

ネターリンに変身して、ムシどもを虐殺した。

叩き、なぎ払い、つぶし、また叩く。

全身にパチパチパンチを乱れ撃つ。

ネターリンの粛清の嵐が吹き荒れた。



しかし血に飢えた革命軍のムシ兵士は、次から次へ援軍を投入してくる。

ブヨの攻撃 : チクッ! プスッ! チクリ!

ネターリンの反撃 : パチパチパンチ!

ブヨの攻撃 : チクッ! プスッ! チクリ! わき腹にヒット!

ネターリンの反撃 : 両の手足をバタつかせ、追い払う!

ブヨの攻撃 : チクッ! プスッ! チクリ! かいしんの一げき! 

ネターリンのHPはゼロとなった。



ネターリンは亡命せざるを得なかった。

亡命を表明しても、まるで統制のないブヨ軍は「ネタロウヤマノボレ!」と、容赦なく攻撃をしかけてくる。

服を着ている暇もない。

裸に登山靴スタイルで逃亡だ。

脱衣を拾い、白旗のようにはためかせ、仙気の湯に駆け下った。

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寝太郎としては、熱くて、痛くて、必死の行動だった。

悲しいくらいに必死だった。

しかし、遠くから見ている人がいたら、こんな風に目に映っただろう。

1.無人の山中で、なぜか陽気なサンバを高速で踊り狂うはだか男を発見。

2.ひと踊りしたあと、男はカーニバルの行進のつもりか、股間を抑え斜面を駆け下る。

3.そして昂ったココロを鎮めるつもりか、露天風呂に入浴。




はずかしい

もう、おムコにいけない…

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山に行けない悲しみを、美しい山の思い出で埋めようとしたのに、よみがえってきたのはこんな思い出だった。

はだかに登山靴で駆け下りたあの道のことは、一生忘れません。







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